最近よく耳にする言葉に「サスティナブル」がありますね。これからは、持続可能な社会を目指すものとして、「サステナブルな暮らし」が求められています。
わたしたちも、今さえよければいいと言う考え方ではなく、自分や子供の将来のためにもサステナビリティを意識して生活していきたいものです。
そこでここでは、これからのトレンドとなるであろう「サステナブルな暮らし・生活」について見ていきたい思います。
サステナブルとは
そもそも、サステナブル(Sustainable)とは、どういう意味なのでしょうか。
サステナブル(Sustainable)は、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる形容詞で「持続可能な」という意味があります。その名詞形であるサステナビリティ(sustainability)も、同様に多く使用されています。
そして、現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが「サステナブル(Sustainable)」な社会の実現です。
今までは、大量生産・大量消費で世界は発展してきましたが、その弊害として、わたしたちの地球環境を犠牲にしてきました。これからは、消費社会、物質主義といった旧来型のやり方ではなく、人や地球に優しいエコな生活スタイルが求められています。
わたしたちもサステナブル暮らしを心掛けよう
サステナブル暮らしは、わたしたちの身近なところでも、少しの工夫でできるものもたくさんありますよ。ちなみに、当ウェブサイトでも「SDGsへの取り組み」を行っています。
わたしたちも以下のようなことであれば、取り組んでいけるのではないでしょうか。
無駄をなくしてシンプルに暮らす
消費社会、物質主義から脱却するためには、無駄をなくしてシンプルに暮らす必要がありますね。これがサステナブルな暮らしの基本になるのではないでしょうか。
わたしたちの暮らしの中で、ものはもう十分にありますよね。新しいものを買わなくても生活は十分成り立つレベルではないでしょうか。逆にものが多過ぎて、家の中がものだらけで、ぐちゃぐちゃになっている人もいるのではないでしょうか。
ものが多いとスペースや余裕がなくなるし、ノイズもいっぱい。そんな環境で生活しているとわたしたちもあんまり居心地が良くなかったりしませんか?
また、こういった消費社会、物質主義は、地球レベルにおいても同様に環境に優しくないです。
今の世の中、シェアするという考え方もあります。何でもかんでも所有する必要はありません。ものを持つのはほどほどで良くないでしょうか?
自然に優しい暮らしをする
わたしたちは地球の中で、自然とともに生活しています。自然の中には、植物だったり、ほかの動物も一緒に生きています。そんなみんなの自然環境を、人間のエゴで、人間が都合のいいように扱うのはおかしいですよね。
みんなが自然の中で共存できるものにしていく必要がありますね。そもそも自然がなくなったら、わたしたち人間も居心地の悪さを感じるし、生きにくいですよね。
わたしたちも個人のレベルから自然に優しい暮らしを実践してきましょう。
ゴミを減らす
サステナブルな暮らしの第一歩にしたいのが、無駄や浪費、ゴミをなくす暮らしです。
ものを大事に長く使う。可能であればリユースする。それでも、最後はゴミになるものもありますが、不用品もなるべくリサイクル、再利用にまわす。こんなエコな暮らしを心掛けていきましょう。
フードロスを減らす
食材や食品は、食べ切れる量だけを買うようにしましょう。フードロスを減らすために、買ったものはきちんと使い切ること、安いからといってまとめ買いをせずに消費できる量だけを買うことなどを意識しましょう。
あと、レストランなどで外食する場合も、あれこれ好きなだけ注文するのではなく、食べれる分だけ注文するようにしましょうね。
節電・節水を心掛ける
電気や水は、作られたり使われたりする際にたくさんのエネルギーが消費されます。エネルギーを消費すると言うことは、地球に負担をかけているということになります。
わたしたちの家庭においても、使っていない家電の電源を切ったり、シャワーの水を出しっぱなしにしないなど、エネルギーの無駄遣いをなくしましょう。
マイバックやマイボトルを活用する
買い物の際は、ブラスティックバッグをもらうのではなく、マイバックを使う。飲み物も外でペットボトルの飲料水を買うのではなく、マイボトルを持参する。エコな暮らしは、環境にも私たちの財布にも優しいですよ。
公共交通機関を使う
移動するときは、少しの距離なら歩く。なるべく公共交通機関を使う生活が環境にも優しいです。都市部に住んでいたら車がなくても生活可能です。可能であれば、車を持たない選択肢もいいかと思いますよ。
「その場しのぎ」の考え方をやめる
「サステナブル」と言われると新しい取り組みのように感じられますが、基本は「手持ちのものを大切に長く使う」という意識が重要になります。
適当にその場しのぎで買うのではなく、本当に自分にとって必要なもの、お気に入りのものに厳選して持つ。そして、それを大切に長く使うようにする。そんな意識が大事ですね。
自分の好きなものだけに囲まれて暮らす生活は何よりも豊かなもの。それはあなたのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上につながるだけでなく、心身ともに健やかな状態を保つことにもなるのではないでしょうか。
持続可能な思考習慣・行動習慣を身につけよう
自分のなかのサステナビリティも大事にしましょう。なるべく持続可能な思考習慣・行動習慣を身につけた方がいいかと思います。
健康維持のために運動をしよう
わたしたちが生きていくなかで基本となるのが身体の健康です。その健康を維持するためには、運動が不可欠ですね。
しかし、運動した方がいいのはわかっているが、仕事など忙しくて、なかなか運動する時間が持てない。もしくは、運動する機会、場所がない。といった感じでなかなか日頃から運動する習慣がなかったりする人もいるかと思います。
といって、いきなりジムに行き出してもなかなか続かなかったりもしますよね。そうなると結局振り出しに戻って意味がないので、自分のスタイルに合った、自分が持続可能な運動習慣を身につけるようにしましょう。
体に良くない食べ物・飲み物は控えよう
身体の健康を考えると、普段摂取する食べ物や飲み物を気を使いたいものです。
健康を維持するためには、なるべく野菜や果物など自然なものを摂取するようにしましょう。最近、自然の野菜や果物は高くなっていますが、そのお金をケチって、加工食品など体に良くないものを食べて、それで病気になっては元も子もないです。
また、ジュース類も砂糖など体に悪いものがいっぱい含まれているので、避けるようにしましょう。お酒も適量ならまだいいですが、飲み過ぎにはご注意を。
人間関係にもサステナブルな関係性が必要
短時間なら一緒にいても耐えらえるけど、長時間は厳しい、どうしても合わないという人とはあまり関わらない方がいいかと思います。
気を遣わなくてもいい、お互いに嫌なことを言い合わない、お互いに疲れない、変な摩擦がないなど、サステナブルな関係性が必要ではないでしょうか。
人は周りの環境に影響を受けやすい動物です。なので、付き合う人は大変大事です。無理に合わせる必要はありません。自分に合った人と仲良くなればそれでいいのではないでしょうか。
嫌な仕事は続かない。仕事にもサステナビリティが必要
仕事も物凄く一時期頑張って、バリバリやるよりは、サステナブルな仕事量と、サステナブルな考え方で取り組む方がいいのではと思います。
嫌な仕事だったり、消耗だけでしかない仕事、人間関係が良くない職場で仕事をすることは、サステナビリティの観点から見てみるとやっぱりよろしくないですね。長期的に仕事を続けていくのは厳しいのではないでしょうか。
もし、ブラック企業に働いている、自分に合ってない仕事をしているという方は、年齢的に動ける今のうちに転職も視野に入れた方がいいかもしれませんね。そういう方は、とりあえず、転職エージェントに相談してみるといいかと思います。
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サステナブルな人を目指そう
サステナビリティは、社会や企業に限らず、わたしたち個人においても大事な考え方になります。
お金についても、人生100年時代と言われている現在、本当に100歳まで生きるとなると、それを前提としたお金の使い方をしないと、老後お金がなくて困ります。また、健康においても、健康寿命をなるべく伸ばすにはどのようなライフスタイルがいいか考えていく必要がありますね。
また、何か新しいことをしようとしたり、新しい仕事をしようとしたり、生活習慣を改善しようとしたとき、これは自分のサステナブルな生活と合致するかどうかを考えながら、取捨選択する必要がありますね。
長い人生、無理に頑張らなくても大丈夫なように、サステナブルな生活スタイルを構築していきましょう。
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