お金を貯めたい、残したいといった場合、一番はお金を使わない生活をすることですね。ただ、言うのは簡単だけど、実際はそんな簡単には行かなかったりします。
今の世の中、いろんなものやサービスが溢れていて、わたしたちを絶えず誘惑してきます。お金を使わない生活を送るためにこういった誘惑から距離を置く必要があります。
そこでここでは、「お金を使わない生活を送るためにミニマリストが心掛けていることとは?」「お金を使わない生活をするには習慣を整える必要がある」といったことをお伝えしたいと思います。
お金を使わない生活を送るためにミニマリストが心掛けていることとは?
シンプルライフを心掛ける
お金を使わない生活を送るようにするには、生活をシンプルにする必要があります。
これは、本当に私の生活、私の家に必要なものか考えます。その際、迷ったら買わない。パパかママのどちらかが反対した場合は買わない。買うのもすぐに買うのではなく、何日か待ってそれでも本当に欲しければ買う。といった具合でハードルを設けています。
そうすることで、無駄な衝動買いは防げますし、本当に必要なものだけが家にある状態になります。
ものを持たない暮らしを心掛ける
生活する上である程度のものはもちろん必要ですが、それ以上のものは買わないように心掛けています。
例えば、我が家の場合、テレビも車も持たないミニマリスト的な生活を送っています。
ものを持たない暮らしを実践すると、それに付随するものやサービス、収納やメンテナンスにもお金を掛けないで済みます。
ものを買うとついつい合わせてこれも買おうとなりがちですが、そんなこともなくなり、お金の無駄遣いがなくなります。
あと、家の中のもので使わなくなったもの、役目を終えたものについて、断捨離します。ものがいっぱいでもなかなかものを手放せない、断捨離できない人も見かけますが、メルカリを使えば、不用品を売ってお金にできるので、断捨離も進むかと思います。
無駄を省く
無駄があるとその分お金を使います。普段の身近なところから無駄を削っていきましょう。なんとなく契約しているサブスクだったり、通信費に高いをお金を払っていたりしませんか?
スマホであれば、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアではなく、そのセカンドブランドのプランの安いプランで十分です。
例えば、auから出ているオンライン専用プラン「povo」では、基本料は0円、あとは必要に応じてトッピング。わたしは、データ追加3GB(30日間)をトッピングで、問題なく使えています。あと、携帯電話利用が多い月は、5分以内通話かけ放題550円/月の通話トッピングもしています。
こんな感じでわたしたち夫婦2人はpovoを利用していて、月の携帯電話料金は2人合計で約3000円ぐらいです。携帯キャリアの標準プランと比べて5000円ぐらいは安いかと思います。
povoはオンライン専用プランで格安プランになっていますが、通信はau回線なので、通信品質もOKです。一般的なスマホユーザーならpovoで十分かと思いますよ。
あと、毎月掛かってくる固定費も見直し対象です。今は、電力自由化・ガス自由化になっており、誰でも電力会社やガス会社を自由に選択することができます。
そこで考えたいのが、「電力会社はこのままでいいの?」「もっと他にいいプランはないの?」というところですね。各家庭の電気使用状況を考えて、自分に合ったプランを選ぶことで、光熱費を節約していきましょう。
例えば、関西エリアの方であれば、「大阪ガスのファミリー応援プラン」を利用することで、電気代を節約できたりしますよ。
このプランは、電気をたくさん使う家族にお得な電気料金メニューになっています。赤ちゃんや子どもがいる家族であれば、普段から電気を結構使うので、お得になる確率が高いかと思います。なお、詳しくは公式サイトをチェックしてください。
自分でやる
コロナ禍で外になかなか出れない時期があったおかげで、美容室に行かず、家でセルフカットをしたり、ケーキやお菓子類も家で作るようになりました。
以前は、お店に行ってものを買ったり、サービスを受けたりしていましたが、自分でやってみたら結構できるものです。
今は以前に比べて、新型コロナの影響が小さくなってきて、外にも出れたりしますが、それでも美容院に行くことは、お正月前など特別な時のみになりそうです。
人にやってもらおうとするとお金が掛かりますが、こんな感じで自分でやるとそのコストを払う必要がなくなりますね。
お金を使わない生活をするには習慣を整えるのも大事
お金を使わない日を作る
生活していると、なんとなくでお金を使ってしまうこともあるかと思います。そうならないためにも、意識的にお金を使わない日を作るようにするといいでしょう。
平日は仕事もあって、難しいかも知れませんが、休みの日であれば、やろうと思えばできるのではないでしょうか。
この日は、コンビニやスーパーなどお金がかかるところには行かないようにする。日中は、散歩やジョギングをしたり、子供と公園で遊んだりして、読書をしたりして、お金を使わないように過ごしましょう。
自炊する
お金を使わないようにしたい、節約したいと考えるのであれば、食事は、外食ではなく、自炊ですね。
冷蔵庫にあるものを組み合わせて作れば、食費をかけずに過ごせます。そして、昼はなるべくお弁当にしましょう。
外で食べるとお金が掛かるし、コンビニ弁当では健康的にもよくないです。そう考えるとやっぱり自炊が一番ですね。
コンビニには行かない
コンビニは家の近くにあったりして便利ですが、その分同じものでも値段は高くなります。
コンビニに寄ると、お酒やスイーツなどもあわせて買ったりして、なんとなくお金を使ってしましますよね。そんななんとなくお金を使う習慣は無くして行きましょう。そのためには、意味もなくコンビニに立ち寄らないようにしましょう。
自販機で飲み物を買わない
同様に自販機で飲み物を買わないようにしましょう。同じ飲み物をわざわざ高い値段で買う必要はありません。というか、飲み物はマイボトルでお茶を持参すれば、お金を使わずに済みますよ。
本は図書館で借りる
本は、何でも自分で買うのではなく、図書館で借りれば、お金はかかりません。図書館を利用していない方は、試してみる価値ありです。
あと、もし図書館にも本がないというときは、「メルカリ」で安く買うという手もあります。そして、読み終えた本はまたメルカリで売れば、ほとんどお金を使わず本を読むことができます。
テレビから離れる
テレビを付けると、広告だったり、紹介する番組だったりが流れてきます。そして、これが良さそうだから買ってみよう、使ってみようといった感じでわたしたちを誘導してきます。
テレビ番組はスポンサーがいて成り立っているので、そうなるのも仕方ないことかも知れません。しかし、今や有益なテレビ番組はほとんどないですし、見てもあまりためにならないどころか、自分の時間も奪われます。そんな普段何となく付けているテレビから離れることをおすすめします。
移動は極力徒歩や自転車を使用する
移動手段を使うとなると、その分お金を使うことになります。時間に余裕がある時は、なるべく徒歩や自転車を使うようにしましょう。
徒歩や自転車を使った生活は、交通費の削減だけでなく、健康維持にも、地球環境にとってもいいです。こんなエコな暮らしがいいですね。
さいごに
いかがだったでしょうか?こう見てみると、お金を使わない生活は、実はエコな暮らしだったり、サステナブルな暮らしだったりします。
物質中心の世の中は卒業して、シンプルライフを心掛けていけば、お金を使わない生活に近づけるのではないでしょうか。お金は大事にしましょうね。