みなさん、ボーナスなどのは何に使いますか?
- バーゲンがあるのでその時に安くなった服や家のものを買いたい!
- クレジットカードでボーナス払いの分があるのでその支払いをする。
- 欲しいものを買って余ったら貯金にまわす。
「学校を卒業して、せっかく自分で稼げるようになったので、自分の買いたいものは買うよ」。そんな風に考えている方もいるのではないでしょうか?
実はそんなことを言っている私も20代前半はこんな感じでお金を使っていました。
仕事をして給料をもらう → 物欲を満たす → お金がなくなる → もっとお金を稼ぐ必要がある → もっとハードに仕事をする必要がある → 仕事でストレスを抱える → ストレス解消のため、自分のご褒美する(買い物など) → お金がなくなる → …この永久ループが続く。
こんなサイクルを続けていたらどう考えても、あなたのところにお金は留まってくれません。早くこんなラットレースから抜け出す必要がありますね。
持つ者と持たざる者の格差は広がるばかり
あなたが一生懸命お金を使っている(消費している)間、お金持ちの人は一生懸命、お金に働いてもらっています(投資しています)。
普通に考えてこんなことをしていれば、お金のない人と、お金持ちの差が広がるばかりですよね。
さらにコロナ禍以降、持つ者と持たざる者の格差は広がっています。
コロナ禍の中、各国は経済を立て直すため、景気対策という名の下、世の中にお金を大量に供給しています。それが、資産インフレを起こし、最終的には、株や不動産などを多数保有している富裕層が資産をより増やす状況に現状なっています。
一方、株や不動産を全く持っていない、お金がない人はもちろん資産インフレの恩恵を受けることはありません。なぜなら、資産と呼べるものを持っていないからです。
それどころか、毎日一生懸命に働いても、クレジットカードや固定費の支払いがいっぱいで、全然生活に余裕がないという状況になっていないでしょうか。
投資でお金の不安を解決する
もうお金のことで困りたくない!あなたが「お金がない」側から「お金持ち」側に移りたいのであれば、お金を正しく管理して、無駄なものは買わない(支出をコントロールする)、お金を貯める、そしてそのお金を働かせる(投資する。利回りを得る)のサイクルを作るしかありません。
お金持ちになりたければ、お金持ちの人がやっていると同じ行動をすればいいのです。そうすれば、あなたのところにもお金が来るようになります。
ただ、そのためにはまず自分を律する必要があります。その時の感情に任せて買い物をしていませんか?実は家にあるものの大半があってもなくてもいいものって感じになっていませんか?着てない服がいっぱいクローゼットに眠っていませんか?
買う前に本当に必要なものか、どうしても欲しいものか、価値のあるものか考えて見てください。そう考えたらきっと買うもの(消費)は減るかと思います。
そうして消費が減ってお金を貯めることができたら、お金持ちの人がやっている「投資」について考えていきましょう。
月々3万円でもいいから投資にお金をまわして定期的に株を買う。それでもいいと思います。
そういうお金の体質ができたら、お金は増えていき、さらに投資に回そうというふうになるかと思います。そうなれば、あなたのお金にする不安も徐々に薄らいでいくかと思います。
若い世代の最大の資産は時間
それでは次に、初期投資に20万円、その後月々3万円、運用利回りは年5.0% を30年間運用した時のシミュレーションを見ていきましょう。
複利の力を利用すると、自分でできる範囲をコツコツ投資に回すだけでも、お金は大きくなることがわかるかと思います。これはお金持ちの人だけがやっているマジックです。
お金持ちの人は、投資金額がもちろんこれより多く、人によってはさらに運用利回りは5%ではなく、さらにいい運用成績で回しているから、お金がさらに増えるのです。
しかし、若い世代の人はお金持ちの人より有利な点が一つあります。それは時間です。時間軸が長ければ長いほど、複利の力を生かして、資産を増やすことが可能です。
投資で老後2000万円問題も解決
上記の投資シミュレーションでいくと、30年後は25,861,308円となり、老後2000万円問題も解決します。
今からでも遅くはありません。思い立ったらすぐ行動すればいいだけです。
自分の生活は誰も守ってくれません。国も、今後少子高齢化の状況で、働く労働人口が減少(税収が増えない)、高齢化の伴う年金や医療費が増加(支出が増加)することが考えられます。
そんな状況で「年金あれば老後は問題なし」なんてことは言えないのではないでしょうか。残念ですが…。
下流老人にならないためにも、若い今からお金と正しく向き合って、お金に縛られない、自分らしい生き方を実践したいですね。