妊娠後期となり、そろそろ出産後のことについても考えていかないといけない時期になってきました。
うちの場合は、出産後はパパママの2人で赤ちゃんのお世話します。ただ、はじめての赤ちゃんを新米パパママだけで乗り切れるか少し心配。
そこで、市の産後ヘルパー・産後ケアの利用申込をしてみました。こちらではわたしが住んでいる市の場合の例になりますが、参考になれば幸いです。
産後ヘルパー・産後ケア利用の相談
産後ヘルパー・産後ケアの利用を希望する方は、市の事業担当に相談します。電話で相談予約すると、市の担当者の方が家まで訪問して、サービスの説明をしてくれました。その際、育児で心配している点なども聞いてもらいました。
わたしたちの場合は、両親が遠方に住んでいるので、両親のサポートが厳しい。それでいて、わたしたちにとってはじめての赤ちゃん。産後の育児に不安があるといった内容をお伝えしました。
産後ヘルパー・産後ケアの対象条件として、「育児に対する不安が強く、支援を必要としている方」「産後に家族等から、育児について十分な支援が受けられない方」などといったことが書かれていましたが、市としてもなるべく産後のサポートをしたいという感じに見えました。
条件に当てはまるかどうかわからないという方も一度、役所に相談してみるといいかと思いますよ。
産後ケアについて
ケアの内容
- お母さんの心身の健康管理と産後の生活に関する相談
- 授乳方法の相談や乳房のケア(乳房マッサージを含む)
- 赤ちゃんのお世話の仕方や相談(沐浴、スキンケアなど)
- 育児相談
助成額と利用回数
訪問型と通所型がありましたが、わたしたちは、助産師等が自宅に訪問し、ケアやサポートをしてくれる「訪問型」にしました。ちなみに時間は、訪問型の場合、1回あたり2時間まで、通所型は1回あたり3時間までとなっています。利用回数は8回まで(1日1回まで)。
利用者自己負担額は、1回あたり2000円(生活保護世帯、市民税非課税世帯は無料)、市の助成額は、1回あたり8000円(生活保護世帯、市民税非課税世帯は10000円)となっています。
市がかなりの部分助成してくれるので、これなら積極的に利用したいですね。
産後ヘルパーについて
サービス内容
派遣時間は1回2時間以内で1時間、1時間30分、2時間のいずれかとなります。内容は、単胎児か多胎児で変わってきます。わたしたちの場合は、家事援助のみ。主に調理、そして掃除などを手伝ってもらう予定です。
単胎児
(家事援助)調理、洗濯、掃除、買い物、沐浴準備・片付けなど
多胎児
(家事援助)調理、洗濯、掃除、買い物など
(育児援助)おむつ交換や授乳の補助、沐浴介助、兄弟姉妹の世話など
派遣期間
わたしたちの場合、産後8週以内で15回を限度になります。
ヘルパー派遣費用(1時間あたり)
生活保護世帯、市民税非課税世帯:0円
所得税非課税世帯:600円
所得税課税世帯:1000円
産後ヘルパーについてもかなり割安な料金で利用することができます。
さいごに
このあと、審査・利用の決定を待って、利用できるようになる流れです。市の事業担当の方と話している印象では、問題なく利用できそうです。ありがたいです。
市の産後ヘルパー・産後ケア、どうしようかなと思っている方はとりあえず相談してみるといいでしょう。利用できたら産後の心配も軽減されますね。
ただ、それでも産後ヘルパー・産後ケアの回数は限られているので、家事についてパパママで考えて、うまくまわせる仕組みを作っていく必要がありますね。
その他、市では、「両親学級」「妊婦のための相談事業、訪問事業、教室」「新米パパママのための講座」なども開いています。参加費は基本無料なので、こういったものに参加してみるのもいいですね。